What is male beauty?
男性が出せる「美しさ」って何だろう?僕が求めている美しさとは、メイクをして女装することではないし、かといって筋肉を太く強くつけてミケランジェロ像のような体を手に入れることでもない。中性的という言葉も好きではない。だって男性であることには変わりはないもの。
今回は、5人のポールダンサーを紹介しながら男性の美しさについて考察していきます。
美しい男性ポールダンサーと言えば、おそらく日本で最も知られているのはRyotaでしょう。人間離れした技の数々、しなやかな動き、まるで天空の天使のようです。ヴィジュアルが強く、アート性が高めのアーティストだと思います。
彼は僕がノルウェーに住んでいた時のポールの先生でした。重厚な存在感と自信、ひときわ異彩を放っていました。フロアワークのヴァラエティの多さ、とても学べます。とにかく、彼の腰を見て下さい!
ここまで行くともうシルクドソレイユですが、柔らかいのにバネのような強い体で、圧倒的なパフォーマンスですね。ここまでいけないとしても気持ちを奮い立たせてくれます(笑)
体が柔らかいとやはり綺麗ですね。バレエが基礎にあるのかもしれませんが、まっすぐ伸びた手足、美しいポーズ、軽やかな表現が僕はすごく好きです。技は見せ方で美しくなるということを教えてくれます。
海外のショーでゲストパフォーマーとして見たのですが、体が揺さぶられるように感動しました。純粋に肉体が、スピニングで無限に踊り続けているかのようでした。アスリートとしての肉体、ダンサーとしての肉体、両方を兼ね備えている。それでいて曲も衣装もシンプルで主張しない、素朴な感じが北欧らしいと言うか、またいいんですよね。
以上、僕が「美」をテーマに個人的に選んだポールダンサーでした。
参考になりましたでしょうか?
男性ポールダンサーは増え、ジャンルも多様化しつつあります。
人によって求めるものはそれぞれあると思います。
なりたい自分になれるように、
これからも模索していきたいと思います。
お付き合いありがとうございました。